葬儀を終えてからやること

悲しみから立ち直るには

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大切な人との別れから立ち直るには、長い時間がかかるものです。時間が解決してくれることもありますが、深い悲しみや喪失感、不安や絶望が心に刻まれ、頭痛や嘔吐、倦怠感など心身ともに不調になることもあるので、回復に必要なプロセスを踏む方法がありますので、ここで紹介します。

グリーフケアについて

深い悲しみから回復するための方法やサポートを『グリーフケア』と呼びます。グリーフケアを簡単に言うと、悲しんでいる人に寄り添い、支えることです。親や配偶者、親しい友人などを亡くした人が直面する心の不安定さを共有し、支えていくことがグリーフケアです。グリーフケアは、1960年代にアメリカからヨーロッパに広まったと言われています。

グリーフケアの第一歩は、亡くなった方と一緒に悲しみを共有し、受け止めることです。身近な人を突然亡くした場合、突然の死に対する心構えができていなかったり、亡くなった方との間柄が近しければ近しいほど悲しみはさらに深くなるものです。このような悲しみを乗り越えるために必要と考えられるプロセスを「グリーフワーク」と呼びますが、グリーフケアを行うにあたっては、このグリーフワークのプロセスやその過程で現れる症状を自然なものとして受け取る心構えが必要となってきます。グリーフケアでは、「がんばれ」「落ち込まないで」といった不用意な励ましや声かけをしないことが大切です。

グリーフワークについて

グリーフワークでは「ショック期」「喪失期」「閉じこもり期」「再生期」というプロセスをたどることを想定しています。その第一歩は、その人の悲しみを肯定し寄り添うことです。人によっては、自分の感情を表現することが苦手だったり、気丈に振舞うために悲しみの感情を抑えようとしたりすることがあります。しかし、まずは、死を悲しむことは自然な感情であることを伝え、その気持ちを肯定してあげることが大切です。次に、悲しいという感情を一人で抱え込まないように、表現してもらうようにします。例えば、故人との思い出を話してもらったり、故人への思いを吐き出してもらったりするとよいでしょう。また、葬儀や法要などの行事に参加することも故人の死を受け入れてもらうには大切で、悲しみに対処する方法の一つでもあります。ただし、どの方法においても無理強いはせず、本人の意思や気持ちを尊重し、見守るように支援することが大切です。グリーフケアを行っていてもグリーフワークを進めることが困難な場合は、グリーフケアの専門家に相談することも一つの方法です。